大塚ゼミに関わってくださった皆さんへ

コロナウィルスによる「つながり」の切断は、人間の非合理的な側面を大切にしてきた僕らのゼミに深刻な影響を及ぼしました。

つらいことも先が見えなくて苦しい時も、「戦友」として仲間たちと時空間を共にすることで、乗り切ることができた。その「時空間の共有」が不可能になってしまったからです。

足を使う、面倒なことを厭わない。僕らは、僕らの脳裏深くに組み込まれた「合理的であろうとするプログラム」からあえて離れることで、「合理性の支配」からあえて逃れようとすることで、その「アイデンティティ」を守り続けてきました。

過去には、自分がこのまま適当な卒論を書くことで、後輩の悪い見本になってはいけないと、4年卒業間近でゼミを離れてしまうという悲しい経験もありました。

みんながつないできたボロボロのバトンが僕の目の前にあって。

僕らの「つながり」はすごく「刹那的」なもので、大学は所詮「通過点」で、社会に出ればそうそう顔を合わすこともなくなる「細い糸のようなつながり」でしかないかもしれないけれど

それでも、「経済合理性」や、「しきたり」や「世間の目」によってしばられた世界では実現できない何かを表現できるベースである、このゼミを

このゼミに関わってくれたみんながいつでも還ってこれるように

教員人生を賭けて守り抜く覚悟を決めて、日々もがき続けています。

オンラインの世界で「つながり」を保つこと、「泥臭さ」を保つこと、「思いをこめるプレゼン」の大切さを伝えることはものすごく難しく

先輩後輩の指導もなかなかうまくいかず、いま僕らチームはみんな必死に日々を過ごしています。

でもオンラインで、なんとか3月からスタートした春ディベもコンプリートできたし

オンラインでプレゼンゲームもコンプリートできたし

ディベート王の顔合わせも6/1に無事オンラインで終わって

6/3にはディベート王のプログラムが発表できるところまでこぎ着けました。

2年の新スタッフ(ゼミ長・副ゼミ長)も6/1に決定、新しい年度が本格的にスタートしています。

オンライン化によってムダを省けた部分もありましたし、

いつかコロナウィルスの霧が晴れて、対面でゼミができるようになった暁には

今回の経験をいかし、リアルとオンラインのハイブリッドで、忙しい人でも僕らとともに闘うことができるそんなチーム作りを目指す所存です。

OBの皆様、またゼミ生、そしてゼミ生を日々支えてくださっているご家族のみなさま、これからも大塚ゼミの活動をご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

人間が人間らしくあり続けるためには、「新たな生活様式」を保ちつつも、それによって失われがちである要素をいかに守り抜くかが大事になると思います。

このゼミに関わってきた皆さんなら、この言葉の意味がわかるはずで、きっと時代に流されずに「アイデンティティ」を表現し続けてくれるはずだと期待しています。

共に人生を戦い抜いて行けたらうれしいです。

梅雨が近づいてきたのかな。雨の匂いがするね。

今年はOB会も開催できないかもしれないけど、あの卒業式の日に見上げた「青空」、あれよりももっと澄み渡った「青空」の下で、笑顔で酒を酌み交わす日がくることを願っています。

どうでもいい追伸

あと僕の今の姿が見たい人は、愛知淑徳大学のWebオープンキャンパスで大学説明担当しますので、そこで僕の今の様子をご覧いただければ幸いです。