第一試合 論題
「カテゴリー思考にとらわれすぎたが故に失敗したと思われるビジネス(商品、サービス含む)を一つ取り上げ、もし当該ビジネスを存続させようとしたらいかなる方策がベストであったと考えられるか、提案しなさい。
第一試合 結果
×焼肉大好き VS 〇dポイント
<内容>
先攻側(焼肉大好き)はユニクロを挙げ、海外市場を成長させることを提案しました。ユニクロが海外進出の際に思考の固定化を起こしていた点を、海外進出に成功している無印良品と比較しました。この2社の差から、理念実現、店舗運営において、日本を軸としながら現地に合わせて展開することで成長できると主張しました。
後攻側(dポイント)はいきなりステーキを挙げ、カテゴリー思考に捉われない新メニューを提案しました。このメニューはファミリー層に向けた「食育」、地域に寄り添った「地産地消」に沿ったものになっています。これによって企業、消費者が陥っていたカテゴリー思考の罠から抜け出し存続させることができると主張しました。
今後は相手の強み・弱みを理解したうえで、自分の強みを強調し相手の弱みを突くことを意識することで、更に良い試合になるのではないかと思います。
<感想>
チーム:焼肉大好き(今枝、朝倉、玉置、加藤、上野、竹本、木下)
初めてのプレゼンゲームを行ってディベートとはまた違った面白さや内容の作成に関する難しさなどを経験することができました。僕たちのチームのプレゼンはまだまだ基礎がボロボロで改善点が山のようにあるため1つずつ改善し2回戦では、内容が濃く皆を驚かしスタンディングオベーションを起こしてしまうようなものを作っていきたいと思いました。このプレゼンゲームを通して最初は皆初めての組み合わせで不安が大きかったと思いますが、本番が近づくにつれ1人1人が意見を出し合うことができたのはとても良かったと感じます。ワンフォーオールオールフォーワンで互いに支え合いながら次の試合も気合を入れて頑張っていこうと思います。(今枝)
チーム:dポイント(三和、橋本、天春、池田、寺畑、穴水、稲村、浅井)
プレゼンゲームでは、講義で学んだ理論に当てはまっている企業についてのプレゼンをします。
今回はカテゴリー思考という理論を使い、私たちのチームでは「いきなりステーキ」についてプレゼンしました。
ディベートとは違い、プレゼンは新しい解決策を提案しなければいけません。
さらに講義で学んだ理論に沿った形でやらないといけない為、チーム全員が理論を理解しないといけなかったので苦労しました。
しかし新しく学んだ理論を使ったプレゼンをすることでより理解が深まり、アクティブラーニングの重要性がわかりました。
今後の課題はディベートやプレゼンなど、今まで学んだ内容が混ざって混乱するので、頭の切り替えを早くすることですかね。(三和)
第二試合 論題
「カテゴリー思考の枠から外れた発想で、新たなる市場の修正戦力を考案し提案しなさい。対象となる商品、サービスは自由。ただし、市場の修正が成功する根拠をできるだけ提示すること」
第二試合 結果
×くきわかめ VS 〇ポテトッヘッド
<内容>
先攻側(くきわかめ)はスマホ事業に注目し、FUJITSUが製造するらくらくスマートフォンをどこも出販売することにより、ジュニア層へ拡張することを提案しました。既に市場修正ができる基盤が整っていることや、ジュニア層のニーズに合っていることを主張しました。
後攻側(ポテトヘッド)は舞台用化粧品に注目し、一般用への拡張をすることを提案しました。現在行っているECや普及可能性が高い口コミを利用することにより、容易に修正ができると主張しました。ロジャーズの普及理論を用いて修正完了までの道のりを細かく提案しました。
先攻側は企業同士の関係など内部に注目し、後攻側は消費者ニーズなど外部に視点を置いていました。今後は両面からアプローチをかけていけたらよりよいストーリーが立てられるのではないかと思います。
<感想>
チーム:くきわかめ(中根、藤井、有坂、日野、竹ノ内、兼山、寺村)
プレゼンゲーム第1回戦を通じて、個々のスキルアップができたこと、チームの仲を深められたことが大きかったと思います。まずスキルアップの面では、特にパワポのデザインや見やすい配置などの知識を得ることができ、それをディベ王で活かすことができました。次に、チームで大変だったことは、直接会って話し合えない分、相手に伝わりにくかったり、お互いどう思っているか分かりにくかったりしたことです。しかし、何度も話し合いをしていくうちに、ストーリーの深堀だけでなくチームの仲も深めることができたと思います。また、初めてのプレゼンゲームでわからない部分も多くありましたが、先輩方や先生からアドバイスを頂いたり、2年それぞれが情報収集を徹底したりして作り上げることができました。しかし、今回は僅かな差で負けてしまったので、ストーリー構成以外にもプレゼン力や尋問等に注力して取り組みたいと思います。(中根)
チーム:ポテトッヘッド(西山、舟橋、竹内、新井、神谷、伊藤、加藤)
私たちのチームは、舞台用化粧品を一般用に市場修正することを提案しました。あまり知られてはいない企業だったからこそ、資料が少なくて苦労しました。その中でいかに有利に見せるかというところを工夫し、今までにマーケティングで学習した様々なフレームを用いて説得力を上げることにしました。
試合全体としては、プレゼンゲームは、自ら企業を決めて提案しなければなりません。そのため、ディベートとは異なる難しさがありました。相手の企業が分からず、立論予想が立てられないため、反駁対策も今まで以上に難しかったです。2年生だけでの作業が多く、自分たちの成長に繋がった試合になったと思います。(西谷)
<総括>
プレゼンゲームを初めて行い、出されたお題に沿ってストーリーを組み立てるのが難しかったです。2年生が主で進めていくのは不安も大きかったですが、困ったときに先輩方に救いの手を差し伸べていただき、何とかやり遂げることができました。みんなの意見を一つにまとめる難しさなどグループワークの大変さを改めて実感しました。今回学んだことを生かし今後も頑張りたいと思います。(橋本)