ディベート王 2020 一回戦

6月24日 コロナウイルス感染予防のためリモートでの開催になりましたが、
無事にディベ王一回戦が行われました。
準備期間もオンラインでの打ち合わせとなり、今まで通りではなかったですが、果たして準備してきたことを本番で発揮できるのでしょうか。


【第一試合 くま✖ vs モンスター〇 】
お題:動画配信サービスの映画館運営会社買収戦略は有効か否か
〇是側(くま 2年 橋本 西山 3年 上野 竹ノ内 4年 石黒 浅井)


<内容>
動画配信サービスが映画館を買収する後のメリットを描いて、買収する前よりもメリットが大きいと主張しています。
現在映画などの動画を観られる媒体は多く存在しており、業際化が進んでいます。なので、業界同士で差別化をしていく必要があると考えました。また、映画を製作から配給、映画館で上映する一連の流れの企業を全て持っている大手(東宝、東映)と違い、映画館しか持っていない(イオンシネマ、コロナワールド)では、収入の取り方が大きく変わってしまいます。現在、映画館だけの企業が、ピンチな状態となっています。
その現状を変えるためには動画配信サービスに買収されることにより、収益構造の変化ができると考えました。この現状を理解した上で、今後の経済の流れと利益を見たときに、長期的にお金を回収できるシステムとなっていることを主張していました。

<コメント>
2年生
お疲れ様でした。今回初めてのディベ王を経験して、色々な事を先輩方から学ばせて頂きました。また、先輩方の凄さを改めて実感する場ともなりました。自分も残りの2.3回戦で少しでも先輩方に近づけるように頑張りたいと思います。
大変だったことは、お題が仮想だったので、根拠を集めることはもちろん、立論を組み立てるのが大変でした。しかし、仮想だからこそ自分たちの想像を膨らませて話せる部分もあり、とても面白かったです。
自分の無力さに心が折れかけたことが何度もありましたが、その度同級生のチームメイト、先輩方が支えてくださり、乗り越えることが出来ました。
2.3回戦は先輩方と意見を今よりも交わして、2年生の考えを共有し、伝えられることができるように頑張りたいと思います。
今回学ばせて頂いたことを生かし、今後に繋げていきたいです。

3年生
ディベ王1回戦お疲れ様でした。
まず、コロナにより、春ディベに続きオンラインという特殊な環境に加え、難しいお題に対しても挫けずに最後まで走り抜ける事が出来た2年生は、とてもよく頑張っていた様に見えました。
2年生が中心となり情報収集を積極的に行っており、この情報からこんな主張が出来るのではという先輩に対しても沢山ぶつけていた姿というのは、すごく印象的な部分でした。
その部分は自分が2年生の時よりもすごく長けている部分で、2回戦以降は2年生が3.4年生と議論が出来る、そんな時があってもおかしくないのかなというのが素直な感想です。
また、春ディベから自分たちが学んできたことを活かそうという姿が見られたのは、自分たちのチームだけに関わらず、どのチームともに言えることだと思いました。
1回戦でわかった自分の良い点はこれからも伸ばしていき、課題点は改善出来るように頑張って欲しいと思います。それがまた試合で発揮される事を期待しています。

〇非側(Loppi 2年 天春 有坂 3年 寺畑 加藤 伊藤 4年 川島)
<内容>
動画配信サービスの映画館運営会社買収は多額の買収費用の他に、合意形成による取引コストが発生します。よって、費用やリスクが大きいと想定できます。また、双方が保有している情報資源や顧客資源の有効活用できず、相乗効果が見込めない。よって、費用対効果が低い為、買収は有効でないと主張しました。

<コメント>
2年生
今回は準備期間から本番まで完全オンラインの初めてのディベートでした。オンラインによる通信の不具合やすれ違いもあり悩んだこともありましたが、準備期間の終盤はこのやり方に慣れることができました。今後の為にも良い経験になったと思います。
また個人としては初めての反駁を経験しました。自分の意見をその場でまとめて発表できるか不安でしたが、先輩方が準備期間中に相手側の細かい立論予想まで付き合っていただいたおかげで本番では自信を持って話すことができました。
今回は先輩方の的確なアドバイスに頼ってしまった部分が多くあったので、2回戦以降は2年生主体に話が進めるように努めます。また、次回は初めての対面による試合なので緊張しないよう、今回よりもしっかりと準備していきたいと思います。ディベ王1回戦お疲れ様でした。

3年生
ディベ王1回戦お疲れ様でした。動画配信サービスの映画館買収は海外でもまだ事例が無いため、主張を立てる段階では苦戦しました。しかし、2年生が丁寧に情報収集する力を発揮し、話し合いは比較的スムーズに出来たと思います。
初めてのディベ王で大変なことも多かったと思いますが、試合に勝ったことを自信に次回からも前向きに頑張って欲しいです。私たちも4年生に頼りすぎず、主体的に後輩をサポートしていけたらいいなと思います。

【第二試合 パーカー✖ vs Loppi〇 】
お題:DeNAは復活できるか
〇是側(パーカー 2年 朝倉 玉置 3年 兼山 日野 4年 白石 大野)
<内容>
DeNAの事業ごとにポーターの企業戦略論に当てはめ、成長する、是であると主張した。多角化された事業の中でも、ゲーム事業は特に海外事業においてIPの活用によって成長が見込めること、また新規事業において柔軟性が生まれ、それにより現在も実際に成長していると考えました。よって、DeNAは成長が見込めると主張しました。

<コメント>
2年生
ディベ王一回戦、お疲れ様でした。
今回の試合では、チーム間で情報を共有することの大切さを学びました。事前準備において役割分担をした後に、担当外の情報を自分にしっかりと落とし込むこと、自分の持っている情報を必ず共有すること、これらを怠らず地道に蓄積していく必要があります。それによって、1人の力ではなく、複数の力でより良いストーリーを組み立てることが可能になると感じました。
また、相手の尋問に対して、効果的な質問をすることの重要さも強く感じました。尋問タイムでは自分のチームの強み、弱みと、それに対する相手の強み、弱みを理解した上で有利に持っていくための尋問をすることが求められます。これはとても難しいですが、先輩方の尋問を拝見し多くのことを学ばせていただいたため、それを生かして次に繋げていきたいと考えています。
今後も先輩方とチームを組ませていただく中で、多くのことを吸収して経験を積み、成長していきたいです。

4年生
ディベ王1回戦お疲れ様です。2年生の一生懸命に取り組む姿には私自身、とても刺激を受けました。沢山調べてくれたり、話を作ったり理解したりと真面目に向き合ってくれる姿には感動が絶えなかったです。本番でも、別人のような発表でびっくりしました。結果は負けてしまったのですが、次に活かしてほしいです!2回戦目は2年生の中でストーリーが作れるように、そして次こそは勝てるように頑張ろう!

〇非側(モンスター 2年 藤井 三和 今枝  3年 竹本 木下 4年 民田 コッホ)


<内容>
私たちはIR情報からDeNAの売上の約9割を占めているスマホゲーム事業と、スポーツ事業に重点を置き、数字に全面的に押し出したストーリーを作成しました。
スマホゲーム事業では、DeNAの強みであるIPホルダーとの提携が逆に利益分担などによりデメリットの方が大きくなってしまうこと、また海外進出はIPのニーズが異なり、規制での市場も縮小してしまい営業利益は下がり続けてしまう。スポーツ事業では、選手の年俸が右肩上がりで人件費がかさむこと、DeNAが手がけている横浜スタジアム付近の設備投資が5年以内に終わらず利益を伸ばすことが難しいことを主張しました。

<コメント>
2年生
ディべ王1回戦お疲れ様でした。各自オンライン授業の課題などで忙しい中、今回のお題がDeNAということで、ゲームやスポーツ、新規事業など様々な事業を見る必要があり、市場の分析や、競走相手など情報収集に非常に苦労しました。
しかしそのような中、事業別で情報収集がしっかりできていたこと、IR情報を細かく分析できていたこと、立論練習や、反駁対策など一生懸命取り組めていたことなど自分達なりにベストを尽くしたと思います。ですが、その反面スケジュールの組み方が雑だったこと、最初から分担作業にしてしまったこと、先輩との話し合いが少なかったこと、主張をうまくまとめられなかったことなど反省点もたくさんありました。
今回の試合を通していろいろなことを学べたと思います。次の試合は今回の反省点をしっかり生かして頑張りたいと思います。

3年生
今年のディべ王1回戦は例年と異なる点が多く大変な面もありましたが、新しいシステムから得られることも多くとてもいい経験になりました。
まず準備の段階では全てのミーティングをオンラインで行うことの難しさとオンラインならではの効率の良さを学びました。初めは顔が見えない状況で話し合いをするのは多少の不安がありましたが、zoomで話し合いをすることでその不安は解消することができました。また、細かいスキマ時間を活かして話し合いができる点はオンラインの魅力だと感じました。
試合当日はオンライン上の難しさを感じながらも無事に全試合終えることができて良かったです。個人的には限られた時間で試合中に話し合いができるプレパタイムが特にオンライン上では難しいと感じました。
初めての2~4年生合同の試合で最初は不安もありましたが、2年生の努力と4年生の先輩方のサポートがあって勝つことができたと思っています。どの試合もとても見応えがあって2回戦以降が楽しみです。対面で試合ができる日が待ち遠しいです。

【第三試合 常夏〇 vs バナナ✖ 】
お題:カネスエは今後も成長できるか
〇是側(常夏 2年 船橋 竹内 3年 加藤 新井 4年 樋尾)


<内容>
カネスエというスーパー経営を行なっている会社が今後5年間、外部・内部の環境を分析した上で成長していくと主張しました。カネスエは様々なニーズに対応できる3形態のスーパーを扱うマルチブランド戦略を行なっており、経営でもサプライチェーンマネジメントなどの自社ローコスト運営を行っています。このことから様々なニーズを獲得し、自社のローコスト運営を継続できることから、成長していくと主張しました。

<コメント>
2年生
ディベ王1回戦お疲れ様でした。
今回2年生は初めてのディベ王で不安なこともたくさんあったと思いますが、先輩方からのアドバイスを参考に、全員今まで培った力を出し切りディベートができたのではないかと思いました。
私個人としては、立論で補いきれない部分を、話し合い対策を行うことで、穴になりうる所を逆に強みにしたことなど、今回のディベ王では尋問・反駁対策が大切であると学びました。また、試合本番では先輩方から学ぶことがとても多くありました。特に、私では見つけられなかった相手の穴を的確な言葉で攻め、その尋問から反駁に回していくという流れがとても勉強になりました。それを踏まえて私の課題は「立論から第二反駁までの流れを作る」であると感じました。初めての第二反駁という役割で今回はそこができていなかったと感じています。次回はしっかりと意識し、課題克服に努めたいと思います。

3年生
ディベ王1回戦お疲れ様でした。
今回のディベ王を通して、チームでの「対策」の時間の大切さを改めて感じました。対策にしっかりと時間をかけたことで、情報を余すことなく使え、出たとこ勝負ではなく丁寧な試合に近づけたように感じています。また、是側の問題であった「守りに入る」という点を少し克服した試合の取り回しができた様に感じています。2年生は初めてのディベ王で、授業との両立が難しい部分もあったと思いますが、自分の考えをしっかりと持って意見できていた点、情報を吸収する速さに驚きました。今後の試合にも活かしていってほしいです。
私個人としては、先輩として伝えることの難しさを感じたので、うまく伝えられるようもっと工夫をしていきます。チームとしては、今回はオンラインということもあり、情報や考えの共有の難しさが課題となっていたので、2回戦ではそこを克服しながら、さらに成長をしていきたいです。

〇非側(バナナ 2年 池田 中根 3年 浅井 穴水 寺村 4年 笹谷 横畑)
<内容>
カネスエは今後5年間でスーパーの環境が変化し、競争が激化すると分析したうえで成長できないと主張しました。カネスエは現在激安スーパーとして差別化を行い成功しています。消費者のニーズが多様化し全国の地域密着スーパーを例に挙げながら、顧客に選んでもらうことが大事になってくると分析したのに対し、カネスエの政策は店舗増加を注力していることから、外部環境の急激な変化に対応ができないために今後成長できないと主張しました。

<コメント>
2年生
ディベ王1回戦お疲れさまでした。
3,4年生の先輩方に支えられながら自分たちの成長を感じた一回戦でした。
今回は、オンラインで準備も本番も行うという例年にはない状況で、最初は戸惑いもありましたが、しっかりと本番に向けて話し合いを行いながら主張を作りあげることができたと思います。
お題としては情報が出てきにくい内容のため、内容が薄い主張にならないようにできる限り多く集めましたが、そこから主張につなげるには先輩方の力を多く借りました。そのため、2回戦からは情報を集めることだけで終わりにせず、疑問を持ちながら主張のヒントとなるものを探していくことを意識していこうと思います。
本番では第1反駁の役割でしたが、相手の主張の弱点を突くことがあまりできなかったなと思いました。しかし。第一反駁から第二反駁までの流れに統一感をもたせることはできたため、次回からも流れを大事に意識していこうと思います。

3年生
ディベ王1回戦お疲れ様でした。
2年生にとっては初めてのディベ王であり、3.4年生にとってもオンラインでの開催は初めてと何もかもが新しいディベ王1回戦でした。対面だからこそよりできていたコミュニケーションも取れずにほぼ初対面の中話し合いが始まり、2年生にとってはやりづらい面もあったかと思います。しかしそんな中でも目標としていた尋問も出来、さらに自分たちでストーリーを組み立てたからこその理解の深さ、そして悔しさを味わうことができたことはこれからの2.3回戦で必ず活きてくると思います。今回は後半のパワポ製作が駆け足になってしまったため、2回戦からは余裕を持って取り組むためにもさらに効率の良い時間の使い方が出来ればいいなと思います。
またお忙しい中時間を空けて助けてくださった4年生の先輩方、本当にありがとうございました。
3年生という立場になったからこその責任感を胸にわたし自身もこれからの試合で成長していきたいです。
あと2回戦このチームで頑張りましょう。


今年のディベ王一回戦はオンラインという異例の開催になりましたが、一回戦を無事に終わることができてよかったです。今回で見つかった課題を忘れずに次にいかせられるように頑張りましょう。
お疲れさまでした。
(池田美琴)