あいちサステイナ研究所
あいちサステイナ研究所とは。。。
☆このようなメンバーによって形成されています。
研究所所長 大村知事
研究所顧問 飯尾歩 いいおあゆみ 氏(中日新聞社 論説委員)
研究員 大学生40 名
パートナー企業・団体10 社の代表者等
イケア・ジャパン㈱IKEA長久手、新日鐵住金㈱名古屋製鐵所、JAグループ愛知、スターバックス コーヒー ジャパン ㈱、
中部国際空港㈱、㈱デンソー、㈱ナゴヤキャッスル、㈱Mizkan Partners、㈱三菱東京UFJ銀行、名鉄観光サービス㈱
大学生の研究活動をサポートするファシリテーター10 名
一般参加者300 名によって開催されました。
愛知県では、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持っ て、継続的にエコアクションを実施することを目的に、平成27 年度から大学生 向けの「人づくり」プログラムとして研究所の活動を推進しています。
研究所では、大村知事が所長となり、研究員である大学生40 名が、4名1チームで10 チームに分かれて、パートナー企業・団体10 社から提示された研究課題に対して、現場での調査や企業・団体担当者の方とのディスカッションを通して、解決策を企業・団体側に提案するとともに、その成果を広く発信します。
☆パートナー企業・団体
私たち名鉄観光サービス株式会社が与えられた研究課題は、
“環境に配慮した子ども向けツアーを検討し、実践”です。
主に夏休みに、名鉄観光さんへ伺い私たちの考えた意見を資料を発表しそれに対するアドバイスをいただきながらツアーを作成していきました。実際に現地へ行ってどのようなツアーができるか、どのような工程でできるか確認しに行きました。チームのみんなで力を合わせてファシリテーターにもたくさん支えられとっても素敵なツアーを作り実践することができました。
====
具体的なツアーの内容の紹介をします。実施場所は、愛知県の東三河です。小学三年生(親子)をターゲットとした子供向けツアーを作成しました。子供たちに、“Watch”“Touch”“Process”これらの三つの要素を取り入れた内容を実際に肌で実感してほしく、魚が自分の口に入るまでのストーリー仕立てのなるようツアーの流れにしました。“Watch”の部分では、東三河唯一の淡水魚水族館に行きました。子供たちは、豊川に棲む魚たちの暮らしを観察し、魚たちを育てることの大変さを理解し楽しんでいました。次に、“Touch”では豊川水系上流の寒狭川広見ヤナへ行きました。ここでは魚とのリアルな触れ合いを体験し、採った魚を塩焼きにしてその場でみんなでおいしく食べました。夢中になって魚を取る姿が印象的でした。最後に、“Process”竹の和・ヤマサちくわさんにてちくわ作りを体験しました。毎日の食事と自然とのつながりを学び、職人の「技」の凄さをライブ体験を行いました。親子ともどもとってもおいしいちくわを作ることができ喜んでいました。このツアーでは、ツアー前後で比較した際、環境への興味・関心度を上げる、環境ツアーのニーズの変化でのプラスの変化を期待しました。また、非日常的な体験をすることでの生活のありがたさに気づくきっかけづくりをすることを意識してツアーを商品化しました。
===
この活動を通してチームのみんなとともに環境課題について考え、
未来のあいちの担い手となる私たち学生が、継続的にエコアクションを実施することができるよう、愛知県が立ち上げたプロジェクトに参加できてよかったです。とてもいい経験になりました。
パートナー企業から提示された環境面での取り組みに関する課題に対し、研究員である私たち学生が研究や議論を経て、解決策を提案し、その成果を成果発表会を通して伝えられてよかったです。