ディベート王決定戦2020 2回戦

8月1日に、ディベート王決定戦2回戦が行われました。
新型コロナウイルス感染症対策により、1回戦に引き続き今回もオンラインでの準備、試合の開催となりました。オンラインの仕様にも慣れてきたころかと思いますが、各チームとも、前回の反省点を活かすことができたのでしょうか。


【第1試合 〇モンスター vs ×常夏】
「大戸屋はコロワイドに買収されるべきか否か」


モンスター(肯定側)
<主張内容>
注文を受けてから料理を作ることが売りである定食チェーン店の大戸屋をM&Aで業界4位まで成長したコロワイド H Dが買収することは、大戸屋にとって企業価値が上がるのか下がるのか、ということを議論するお題。肯定側は、外部要因により値上げした大戸屋は年々客離れが加速しており、コスト削減が重要である。また、コロワイド に買収されることで大戸屋の強みである店内調理はマスメディアが報道しているほど無くなる事はなく、過去に大戸屋と同じ強みを持った企業を買収したが強みは損なわれなかった、という主張を展開した。

<感想>
・2年生
大戸屋とコロワイドの騒動はタイムリーな話題で私自身も今後どうなっていくのかが気になっていた内容でした。今回私たちが勝ち、二連勝することが出来ましたが、課題が多く見つかったディベートでした。まず、お題が発表されてから最初の週は株主提案や株主総会の資料を読み漁るなど、優先順位が低いことをしてしまいました。その原因は、ロジックツリーなどを使わずに、自分が気になった内容をとりあえず調べていたことだと考えています。
そのため今は過去の試合を見て、自分にあったメモの仕方や思考の組み立て方などを探しています。次は決勝戦なので、悔いが残らないように力をつけていきます。
・3年生
2回戦お疲れ様でした。対面で試合が行えることを楽しみにしていましたが、無念のオンライン試合になってしまい悔しい気持ちでいっぱいです。ですが、オンラインミーティングの慣れからか、zoomを利用し前回よりスムーズに話し合いをすることが出来たように感じました。1回戦の反省点であったこまめに情報共有すること、今やるべきことは何か常に考えることが2回戦では出来ていたのではと思います。また、本番では、私たちが押していくべき主張を1度目のプレパタイムで決め、尋問1反2反と終始一貫性を持った主張ができたことが良かったと思います。これを実現することが出来たのは、2年生の努力や質の高い情報収集、事前準備があったからだと思います。良かった点を継続しながら今までの反省点を活かし、最終戦も勝利出来るよう、そしてより成長出来るようチームで頑張りましょう。

常夏(否定側)
<主張内容>
私たちは否側として、一般的な買収という大きな枠とは異なる大戸屋とコロワイドの買収を分析し、両社の企業価値の違いや、大戸屋のニッチャーとしての地位、外部環境の変化から大戸屋は買収されると企業価値が低下してしまうため、買収されるべきではないと主張しました。

<感想>
・2年生
今回のディベ王2回戦では1回戦の反省点を踏まえて準備、本番に挑みました。成長できた部分もたくさんありましたが、課題も出ました。それはストーリーの一貫性です。主張の1番重要な所をいかに立論から第2反駁まで繋げるかということが難しく、フロアにうまく伝えきれませんでした。次回はそこに注意をし、先輩方にアドバイスをいただきながら立論の確認や、尋問対策を綿密に行い、最後までしっかりと走り切りたいと思います。
・3年生
ディベ王2回戦お疲れ様です。試合結果としては負けてしまいましたが、チームとしては1回戦での反省点を活かしながら本番まで走りきれたと思います。今回のお題で難しかった点として費用の面があげられます。どうしても赤字の結果からは逃れられないためそれをいかに他の部分で補ってストーリーにするかが求められました。丁寧に情報収集を行い、みんなが納得するまで突き詰めるといった進め方をしてきたのでチームの間で一貫した考えを持つことが出来ました。ただ、試合になると立論〜2反までの一貫性がブレてしまうことが課題となったため次回の最終戦ではその点を改善しながら今までの経験をふまえてみんなで頑張っていけたらなと思います。



【第2試合 ×Loppi vs 〇パーカー】
「コンビニエンスストアのマルチブランド戦略は有効か否か」


Loppi(肯定側)
<主張内容>
まず、コンビニ市場は成熟期にあり飽和状態であることから、採算のとれる出店余地が減少しており正味出店数がマイナスを記録したこと、また各社既存店売上高が伸び悩んでいることを示しました。その上で、売上を伸ばすためには新たなニーズの開拓が必要であると示しました。マルチブランド戦略により、その土地の特性や消費者ニーズに合わせた業態の出店が可能になる点、資本関係にある総合商社との経営資源の共有により、コンビニはコストを抑えながら事業を強化・拡大できる、また総合商社は事業を拡大しリスクを分散することで安定的な利益を得られることから、双方の利害関係が一致している点を踏まえ、コンビニにとってマルチブランド戦略は有効であると主張しました。

<感想>
・2年生
今回も前回に引き続きオンラインでの開催となりました。対面での実施が待ち遠しい限りです。1回戦での反省を踏まえ、今回は2年生主体でストーリーを作ることを意識しました。主張に必要な情報の取捨選択が難しく行き詰まってしまうこともありましたが、ギリギリまで話し合いを重ね、納得のいくストーリーを立てることができたと思います。最終戦では、今回の反省を活かし自分たちの主張をフロアに確実に伝えることができるように頑張りたいです。最後まで突っ走ります。
・3年生
2回戦目のお題は自分たちで考える力がすごく問われたと思います。2年生が限られた時間の中、多くの情報を調べてくれて、直前までチームでたくさん話し合って、本番を迎えました。本番では負けてしまいましたが、本番を通して学んだことは私たち先輩でも多くあったように思います。2年生も1回戦から学んだことを発揮していて、とても良い試合ができていたと思います。私自身まだサポートの仕方が掴めないところがあったり、ディベート自体まだまだ未熟ではありますが、反省を活かして3回戦、チーム一丸となって勝ちを目指したいと思います。


パーカー(否定側)
<主張内容>
前提として、コンビニ市場は飽和していることと、コンビニの商圏が狭いために変化する外部環境の影響を受けやすいことから、今後は変化に対応する柔軟性と他社との差別化が大切と示しました。そのうえでコンビニのマルチブランド戦略は、コストがかかる上に差別化はできても柔軟性が失われる点と、他業界とカニバリが起こるために効果が薄い点から、費用対効果が小さく、わざわざマルチブランド戦略を行わずとも差別化と柔軟性を確保できる単一ブランドで運営していく方が有効的である、したがってコンビニにとってマルチブランド戦略は有効でないと主張しました。

<感想>
・2年生
2回戦お疲れ様でした。1回戦に引き続き、2回戦でもオンラインの作業となりました。
2年生はオンラインのやり方にも少し慣れて来たのかなと感じました。ディベートでは、どのチームもオンラインながら非常に活発で、自チームの議論の展開の仕方を貫いたディベートになっていたと思います。オンラインでの作業ですが、これを機に自分たちの課題を見つけて、対面と変わらないようなディベートを3回戦でも出来ればと思います。
・3年生
2回戦お疲れ様でした。1回戦に引き続き、2回戦でもオンラインの作業となりました。2年生はオンラインのやり方にも少し慣れて来たのかなと感じました。ディベートでは、どのチームもオンラインながら非常に活発で、自チームの議論の展開の仕方を貫いたディベートになっていたと思います。オンラインでの作業ですが、これを機に自分たちの課題を見つけて、対面と変わらないようなディベートを3回戦でも出来ればと思います。



【第3試合〇バナナ vs ×くま】
「湖池屋の成長は一時的なものにとどまるか否か」


バナナ(肯定側)
<主張内容>
成熟したスナック菓子市場は競争が激しく、その中で湖池屋がニッチャーというポジションで増益を3年間続かせることはできないため、成長は一時的にとどまると主張しました。主張1つ目では、湖池屋の独自の戦略を細かく見たうえで、競合他社が模倣してきていること、アンケートや二次データを使用した消費者分析などを根拠に、ニッチャー戦略の模倣困難性が低く増益の継続が困難であることを示しました。2つ目は、スナック菓子市場全体的にコストがかかっており、今後もコストが高騰していくことから、湖池屋はコスト高騰から回避できないと主張しました。

<感想>
・2年生
2回戦では前回の反省点をふまえ、「丁寧さ」を心がけて挑みました。主に、証拠の丁寧さや、分かりやすく伝わるストーリー構成にするための丁寧さを意識しました。また、今回はSPSSという統計ソフトを使ってアンケートの分析をしました。私自身、ディベートでSPSSを用いることは初めてでしたが、先輩方が全面的にサポートしてくださり、信頼性のある結果を導き出すことができました。試合本番では、持っている情報を話に組み込むことや、相手やフロアに的確に伝わる話し方をすることが非常に難しく感じました。そのため、この反省点を活かし、次の最終戦では丁寧さは勿論、「ジャッジに寄り添うこと」「柔軟に対応すること」を目標に取り組みたいと思います。

・3年生
2回戦では前回の反省点をふまえ、「丁寧さ」を心がけて挑みました。主に、証拠の丁寧さや、分かりやすく伝わるストーリー構成にするための丁寧さを意識しました。また、今回はSPSSという統計ソフトを使ってアンケートの分析をしました。私自身、ディベートでSPSSを用いることは初めてでしたが、先輩方が全面的にサポートしてくださり、信頼性のある結果を導き出すことができました。試合本番では、持っている情報を話に組み込むことや、相手やフロアに的確に伝わる話し方をすることが非常に難しく感じました。そのため、この反省点を活かし、次の最終戦では丁寧さは勿論、「ジャッジに寄り添うこと」「柔軟に対応すること」を目標に取り組みたいと思います。

くま(否定側)
<主張内容>
国内と海外の両方で利益を獲得することができることを主張しました。湖池屋の持つ複雑な経済価値によりリーダー企業のカルビーに模倣されず、ニッチャーの立ち位置を維持することができるため既存顧客を囲い込むことができる。また、ブランド拡張により効率的に新規顧客を獲得することもできると主張しました。海外では、すでに工場を設立したり自社運営に切り替えたりしていることなど現地化が出来ているため、海外の消費者にあった需要を見出すことが出来ると主張しました。

<感想>
・2年生
ディベ王2回戦お疲れ様でした。今回は内容が身近なお菓子のことだったため、より楽しみながら進めることができました。準備期間ではオンラインの中でチームの皆さんと連携を取ることはやはり大変でしたが、1回戦より積極的に先輩に質問することができたと思います。試合中の尋問では準備してきたことを発揮できたと思います。しかし話の流れを理解し、立論から2反までの流れを有利な方につくる上では苦労したため最終戦ではそこを改善し、勝利できるように頑張ります。

・3年生
ディベ王2回戦お疲れ様でした。1回戦に引き続き、惜しくも感染症の影響によりオンライン試合になってしまいましたが、ゼミ内全体がオンラインで発表することに慣れつつある印象を受けました!これまで反省してきた進行面でのトラブルなどをしっかり改善できていた点が特に良かったです。また、今回の試合から発見した課題を克服していけるよう、最終戦という自分の成長できる貴重な機会に向けて頑張っていきましょう!



最終戦は9月12日に開催されます。引き続き頑張りましょう!本当にお疲れさまでした。(有坂春那)