プレゼン最終戦 2020

ゼミイベント


プレゼンゲームの最終戦が9月11日、オンラインにて実施されました。
本来であれば、この日は、秋合宿が実施されている期間。
でも今年度はコロナの影響で合宿は不可能になってしまったため、従来と同じ「一日漬け」形式、オンライン、で実施することになりました。

「一日漬け」とは、当日の朝、論題と資料が提示され、その日の夕方までにパワポを作成、夜にプレゼン対抗戦を実施する。時間のない中でもなんとか最低限の形にしなければいけないのがビジネスの現場なので、それを学ぶために毎回合宿で行っている方式となります。大塚ゼミでは打ち合わせ用のズームアカウントが4つ用意されているので、各チーム1つのアカウントを割り当て、朝から夕方の提出までズームで打ち合わせをしながら作業を進めていきました。

なお、今回の試合の結果、前期プレゼンゲームの最終順位が以下のように確定しました。


1位 勝点9 ポテトヘッド (メンバー:西山、舟橋、竹内 / 新井、伊藤、神谷、加藤)
2 位 勝点6 dポイント (メンバー:三和、橋本、天春、池田 / 寺畑、穴水、稲村、浅井)
3 位 勝点3 焼肉大好き (メンバー:今枝、朝倉、玉置 / 加藤、木下、竹本、上野)
4 位 勝点0 くきわかめ (メンバー:有坂、中根、藤井 / 兼山、竹ノ内、寺村、日野)

今回の試合結果、内容、感想などは以下の通りです。

第一試合
先攻:くきわかめ 110.44 × vs 後攻:焼肉大好き 117.67 ○
論題:明治ホールディングスの成長分析を行い、今後とるべき戦略の提案

くきわかめ
・主張内容
私たちは明治ホールディングスの成長性について分析した上での戦略提案として、海外進出の強化を提案しました。理由として視点を国内と海外で切り分けた時、国内では少子高齢化などで人口減少などが背景にある中、小売店などのPB率が上昇しており新製品などの棚確保が難しいこと、カカオの調達困難や酪農家の減少で川上の力が大きいことから大きな成長は難しい。海外では日本以上に健康食品の市場が拡大していることや、特に中国においてはチルド食品の需要拡大や明治のシェア率の上昇、供給元の工場がある中供給先の都市部が少ない。以上のことから明治ホールディングスは海外進出において成長性があると主張しました。

・感想
プレゼン最終戦お疲れ様でした。2回目の1日漬けプレゼンということで前回の反省点である「この時間帯には必ず主張内容を決める!」ということを意識して取り組みました。その結果もあって前回よりはゆとりを持って完成させることができました!しかし、その反面少し分析が甘くなってしまい結果負けてしまったので次からは「効率」という観点も意識して取り組みたいです。発表に関しては先輩方の過去のTVを見て、強弱や間を意識して発表できるよう練習したいと思います。本当にお疲れ様でした。
(2年 藤井)

プレゼン最終戦お疲れ様です。
今回で2回目の1日漬けプレゼンということで、1回目のプレゼンのときから得た良かったところ、改善点もとに挑んでいたんだなということが、ストーリー作成の時から感じることが出来てとても良かったと思います。また、発表のときにもチューターではないチームの2年生の発表を見てても、その心意気が伝わってきたので、これからも頑張って欲しいです。
お疲れ様でした!!
(3年 竹ノ内)

焼肉大好き
・主張内容
私達は成長性を測る基準を、厳選された個々の商品から収益性を確保しシェアの拡大ができるかとし、商品をチョコレートとヨーグルトに絞り分析をしていきました。この2商品は、シェア1位であり収益性も高いコア商品であること、市場は拡大傾向にあること、統合によるシナジーがはたらくこと、この3点から成長性があり、収益性を確保しシェアの拡大するためには今後も注力していく必要があると提案しました。

・感想
一日漬け自体は2回目でしたが、今回は論題発表が当日かつ先生から記事の提示をしていただいたため、前日のうちに論題の理解を深めておいたりなんとなく内容を考えてみたりができず、前回以上に時間に追われ大変でした。また今回は論題に自由裁量な部分が多く何度か止まってしまいましたが、先輩方が進めやすくなるようなアドバイスや意見を出してくださったり、的確な根拠を探してくださったりと、色々と助けていただき改めて先輩方のすごさを実感しました。
 後期は2年生のみのチームで進めていくことが増えていきます。先輩方に頼るのではなく、自分達だけでしっかりと進めていけるように頑張って行きたいと思います。
(2年 玉置)

ディベ王前日に行われた一日漬けプレゼンは、体力的に辛かったと思います。その中でも、ディベ王で得た経験を活かし、情報収集、ストーリーやパワポ作りおいて、時間配分を気にしながらスムーズに進めることがで思います。
また、準備時間が少ないため、主張や分析内容にどうしても穴が出てきてしまいます。ですが、穴となる部分やその対策をチーム内で共通理解をしたこと、対策を踏まえ本番で相手の主張や尋問への対応がスムーズだったこと、とても良かったと思います。そして、それがプレゼン最終戦の勝利に繋がったように感じました。
後期はついに2年生のみでのプレゼンゲームになりますが、今回得たことは自信に変え、反省点を活かして欲しいです。前期プレゼンゲーム、お疲れ様でした。
(3年 木下)

第二試合
先攻:ポテトヘッド 122.10 ○ vs 後攻:dポイント 121.30 ×
論題:ヤクルト本社の成長分析を行い、今後とるべき戦略の提案

ポテトヘッド
・主張内容
ヤクルト株式会社の成長性はあると判断する。理由として、高い水準で顧客からの信頼を得る仕組みを効率的に活用していること、現在投資を中心に行なっている製薬部門の投資回収により利益率向上が見込まれる事の二つが挙げられる。
提案する戦略の概要は、高い水準の顧客からの信頼を利益率が低い製薬部門の医薬品やサプリメントの販売に転用する事で利益率の改善を図る事である。

・感想
一日漬けお疲れ様でした。ディベ王前日という事もあり皆さんにとっては大変な負担だったと思われますが、それと同時にまた一つ成長出来たとも感じています。少ない時間で論を作り上げていく事は通常とはまた違った行動、戦略、論の組み上げを行わなければならないという意味になる、その事柄を念頭に置かなければならないのは骨が折れました。少ない時間ゆえに生じる穴をいかに隠しながら論ずるのか。穴を隠そうとした経験は他の場合にも生きると感じています。
(2年 竹内)

プレゼン2回戦お疲れ様でした。
今回は1回戦目と違い2年生主体となってスケジュール管理やストーリー組み立てを行なっていました。春の頃よりも一人一人が意見を出し合えていて、成長を感じて嬉しくなりました。定義が自由裁量なため、定義を何にするのかや自分たちで収益性があるか否かを判断する点で苦戦している部分もありましたが、短い時間で自分たちの主張をまとめられていました。
私たち自身も3年生という去年とは違う視点からプレゼンに参加し、学べるものが多かったです。
後輩の成長を肌で感じることが出来て刺激になりました。
(3年 神谷)

dポイント
・主張内容
ヤクルト本社の業績は現在横ばいであるが、成長性はあると主張。その上で、業績の足を引っ張っている国内事業に注目した。また、ブランドエクイティを利用して原因はライトユーザー層の取り込みであると分析した。そこでサブスクリプションの導入を提案した。

・感想
2回目の1日漬けでした。前回の反省を踏まえ、情報共有や分析は案を積極的に出し合えたのでスムーズに進行できました。また、時間もおおよそ計画的に進んでいたと思います。しかし、ヤクルトが伸び悩んでいる国内事業をどう発展させるかを、限られた時間の中で提案することが大変でした。その結果、時間がギリギリになってしまいました。後期は私達2年生だけでストーリーを組むことになりますが、今回の経験を生かしていきたいと思います。プレゼン3回戦お疲れ様でした。
(2年 天春)

2年生にとっては2回目の一日漬けプレゼンだったので、少し慣れているような感じでした。1回目の時よりも、2年生が主体となりストーリーを進め絵コンテからパワポ完成までやれていたなと思いました。また時間配分も最初に決めて、それ通りに進めようとしていたので計画的にやれたのではないかと思います。一日漬けなため、どうしてもストーリーに穴ができてしまうのですが、そこを上手くカバーするように尋問の返しや最終弁論に繋げていたのでよかったなと思いました。プレゼンゲームなど試合は後期になってもあるので、今までやってきた一日漬けプレゼンを活かしてほしいなと思いました。
(3年 浅井)

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