毎年6月と12月に実施されている「マーケティングゼミ対抗ディベート」。今年はコロナショックにより、6月は中止。12月の大会は、産学連携の関係で今年度は見学参加となりました明治大学菊池ゼミ様を除く3ゼミの総当たり、オンライン開催形式で12月6日(日)に実施されました。
今回出場したゼミは次の通りです。
東洋大学経営学部 竹内ゼミ様
東洋大学経営学部 鈴木ゼミ様
愛知淑徳大学ビジネス学部 大塚ゼミ
総当たり計3試合、各試合の試合結果は以下の通り(以下敬称略)です。
【第一試合】大塚ゼミ@全国展開側 対 鈴木ゼミ@地方展開側「スーパーマーケットは全国展開するべきか、地方展開するべきか」→3対2で大塚ゼミ(全国展開するべき派)勝利
【第二試合】竹内ゼミ@肯定側 対 大塚ゼミ@否定側「オリエンタルランド社は、テーマパーク事業・ホテル事業において5年以内に2018年度の1.2倍の売上高に到達できるか否か」→2対3で大塚ゼミ勝利
【第3試合】竹内ゼミ@肯定側 対 鈴木ゼミ@否定側「フードデリバリープラットフォーム市場は企業にとって有望であり続けるか否か」→5対0で竹内ゼミ勝利
大塚ゼミは2勝することができました。
各チームリーダーのコメントを以下に掲載します。
【対 鈴木ゼミ@スーパー】 リーダー 西山乃愛 メンバー(写真左から) 橋本、西山、朝倉、玉置
初めての対外試合お疲れ様でした。オンラインという特殊な環境でしたが、無事開催することができてよかったです。
お題がスーパーということもあり身近に感じられますが、各スーパーを調査し一般化することに苦労しました。当日は直前まで話し合いを重ね、本番に挑んだことにより、全員が主張の強みを理解できました。そのため、尋問や反駁に一貫性を持たせることができたのではないかと思います。
対戦相手が他大学の方ということもあり、今までとはストーリーの組み立て方などが異なりますが、これが新たな発見にも繋がりました。今回新たに学んだことや反省点を活かし、これからのゼミ活動も頑張ります。
【対 竹内ゼミ@オリエンタルランド】リーダー 舟橋 萌 メンバー(写真左から)中根、池田、舟橋、藤井、天春
今回は初めての外部の方との試合で、 今まで以上に緊張感とやる気を持って取り組みました。今回のお題で一番難しかった点は、未来のことに現実味を持たせること、数字で具体的に表現することでした。
未来のことだと主張をゴールまで落とし込むのがとても難しく、何度も挫折しながら進めていました。ですがそうした挫折の中から何度も新たな発見をすることで一歩一歩地道に進んでいき、ゴールまでしっかりと持って行けたのだと感じています。
そして、今回の試合を経験したことで各自それぞれ、大きな成長ができたと感じました。これから、この対外試合という貴重な経験を活かし、今後もより成長していけるよう精一杯努力していこうと思います。
以下、作業中の想い出写真を掲載しておきます。
【論題@スーパー】
【論題@オリエンタルランド】
日本学生経済ゼミナール全国大会の代替大会として、2020年度限定で実施された、インプレ2020。全国から95チームが集まって実施されました。Zoomによって発表、審査が行われる方式で10月25日に予選が行われ、その結果、大塚ゼミの2チームが特別賞を受賞することができました。 結果は以下のリンクの通りです。 インプレ2020 受賞チーム 【受賞チーム①】ぶどう畑 本チームは、カップ麺が店頭でどのような選ばれ方をしているのか、といった問題関心からスタートし、最終的には、日清食品以外のメーカーが生き残るために何をすべきか、というテーマで研究をまとめました。 コメントは以下の通りです。 このインプレとインカレというイベントを通して、自分はディベ王などとは異なったベクトルで精神面や新しい考え方が成長し学んだと感じました。ディベ王は2.3週間で決まったお題に対して取り組むものなのである程度決まった範囲で取り組むものでした。ですが、今回はテーマ決めから(1から)取り組むものだったので、想像以上に大変でした。ですが、このコロナという環境の中でもグループ研究が出来たのも、先生をはじめ、ゼミ生やその友人、家族のご協力によるものにほかならないです。また、そのプロセスが結果に結び、特別賞を頂くことも出来ました。ここで学んだことを卒論や今後の社会人生活にも活かしていきたいと思います。皆さん、お疲れ様でした。(3年 竹ノ内) インプレ・インカレはディベートやプレゼンゲームとは違い自分達で研究するテーマを見つけるところからだったのでとても苦労しました。研究のテーマを見つける為に、社会問題やマーケティングの知識を使ったような問題を幅広くグループのみんなで出し合いお題を決めました。また、お題が決まってからも何度もアンケートを取ったり分析をかけたりなど紆余曲折しながらも何とか形にする事ができました。そしてインプレで特別賞を頂く事ができました。コロナ禍という事もあり対面で集まる事が難しかったりとイレギュラーな状況で大変な事も多かったですが、みんなで協力し結果として賞を頂けたのでここまでやってきてよかったなと感じました。(3年 穴水) 【受賞チーム② かにこべ】 本チームは、最近スポットライトがあてられつつある「昆虫食」に関心を持つところからスタート、「昆虫食」市場の現状分析を踏まえ、「昆虫食」を実際により普及させるためにどのような戦略を実施すればよいのか探っていくというプロセスで研究を進めました。企業に対するヒアリング、消費者に対するアンケート、企業との連携を通じて、現状の製品のパッケージ変更を提案するところまで進めることができ、その努力が評価されました。 インプレ、並びにインカレお疲れ様でした。2年生から大塚ゼミ生として活動を続け、その集大成と言ってもいい大きな舞台で発表ができたことを嬉しく思います。インプレやインカレでは自分たちで研究内容を決め、それに合わせて先行研究を調べるなどといったように、今までの活動とは大きく違う箇所がいくつもありました。 そのため、今回の発表では常に大会運営側の意思を汲み取り、何を求められているのか、どうすればわかりやすくなり伝わりやすくなるのかなどを意識してストーリーの組み立てを行いました。 そして今回の発表では本当に多くの方々の力をお借りしました。この状況下で変わらず学びの場を与えてくださった運営の方々、普段の通常業務があるにも関わらず一学生のために意見をくださった企業の方々、時間を削って発表を聞いてくださった先輩方、アンケートに協力してくださった後輩やご家族の方々、そしてこのすべての機会を与えてくださった大塚先生、本当にありがとうございました。 この貴重な経験を必ず次の機会に活かしたいと思います。(3年 寺村) 無印良品のコオロギせんべいが話題となり、昆虫食を耳にしたことある人は多かったですが、食べるとなると抵抗感を抱く人が多い現状を知りました。実際に昆虫食企業さんのお話を聞いたり、自分たち昆虫食を作って食べたりすることでもっと昆虫食の価値を伝えられないかと思い今回のパッケージ案に至りました。 この環境の中で戸惑うこともありましたが、私たちに出来ることは何かを考え行動に移すことが出来て多くのことを学びました。大会は初めてのオンラインでの発表で緊張しましたが、今までの練習の成果を出し切り、インプレで特別賞をいただくことができたのは光栄でした。先生をはじめメンバーや後輩、両親など多くの方の支えがあってやりきることが出来ました。心より感謝します。(3…
挫折の数だけ人は強くなれるし、優しくなれる。 そして自分のふるまいを批判的に見返すことで、また一つステップアップできる。 コロナの影響で遅れに遅れていた、2年生ひとりひとりを鍛える「自由研究」が終わり、巣立ちの時がやってきました。 12月の対外試合、その後に待つ後輩指導に、グループ研究。。。 自由研究を含め、これまでの基礎トレ期間で「挫折感」を味わった人もいると思うし、自分のやっていることは本当に意味があるのかと問い直した人もいるかもしれない。 過去を振り返ると、 どんなにしんどくてもどんなにつらくても、変えていい部分と変えてはいけない部分ってものがあって。 柔軟にいろいろ受け入れつつも、「動くこと」で世界を自分から変えたとしても、絶対ぶれちゃいけない逃げちゃいけない部分っていうのがあって。 2年生の「これから」を、僕も先輩も寄り添い、一緒に「動くこと」で、乗り越えて行けたらと思います。 TRIAL AND ERROR…