
【第1試合 パッションVSショーンズ】
論題1「AIでマーケティングはなくなるのか」
×肯定側 パッション0票 VS 否定側 ショーンズ 5票○
〈是否の主張〉
〇AI
是側:AIが消費者のニーズに対して柔軟に対応できるため 自社でマーケテイングを行なう必要が無くなる。
今後、消費者が商品を購入する際の行動としてAIに相談して購入するようになる。
よって、AIが一人一人の消費者について学習することで消費者にあった商品をAIとの対話のみで提案できるようになるため、企業のプロモーション戦略が今後通用しなくなる。
そして、AIとの対話によってニーズが個別化していくことから多品種を少量で素早く生産する必要がある。その際に効率よく、コストを抑えて生産できるのはAIであることから
自社でマーケティングを行う必要がなくなり、存在意義がなくなる。
否側:AIだけでは提供できない価値を提供することが出来るのは顧客理解・自社理解のある企業が自社で行うべき。
今後、企業は消費者自身が言語化できないニーズにアプローチする必要がある。
しかし、AIでは言語化できないニーズを捉えることができず、人間にしかできないことから自社がマーケティングを行う必要がある。
また、消費者はモノから得られる価値を重視しており、消費者にあった価値提供をする必要がある。その価値をブランドアイデンティティとともに提供することでブランドに対する愛着や信頼を与えることができ、企業の成長につながる。しかし、AIは消費者に対して信頼を与えることができないため、自社でマーケテイングを行なうべき。
〈コメント〉
パッション(須田、山口、加藤、小林、大江、安宅、宮本、山下、丹羽)
今回公開ディベートに初めて取り組み、フロアに分かりやすく伝えることを重視したディベートだったので、1回戦とはまた違ったものを得ることができました。
論題がAIとマーケティングで範囲が広く、期間設定もないことから、是非で論題のすり合わせを何度もしてお互い協力しながらディベートに持って行きました。
また、2回戦では1回戦の比にならないくらい柱を考え直し、同じグループのみんなで協力しながら乗り越えることができてよかったと思います。
本番では、立論を担当し、練習期間の反省や先輩方のアドバイスを活かしてすることができました。
結果は負けとなってしまいましたが、
得られたものは多く、3回戦の糧にしていきたいです。
次回の3回戦では勝てるように今後も精進して参ります。
(2年山口)
ショーンズ(新沼、早川、横井、若宮、高木、土手、荒川)
ディベ王2回戦お疲れ様でした。
今回のディベ王2回戦は1回戦に比べて2年生主体で
準備を行うことが出来ました。今回の準備では、自分たちの強み弱みをチーム全体で話し合い、共通認識を持って試合に挑むことが出来、ディベートに対する姿勢等を
先輩方から学ぶ事ができました。
私は、今回立論を担当したのですが、公開試合でマーケティングの用語を使う時にマーケティングを学んだことの無い人に分かりやすく伝えることを意識して話していました。立論を通してフロア、ジャッジにどのように伝えればいいのかという伝え方を深く考えることが出来て、
今後のディベートでの課題点を見つけることが出来ました。
三回戦では、先輩方に学んだことを発揮して、勝利できるように準備して参ります。
(2年 新沼)

【第2試合 ばらかもんVSハイトーン】
論題2 DCMはカインズよりも成長できるか
○肯定側 ばらかもん 4票VS 否定側 ハイトーン 1票×
〈是否の主張〉
是側: DCMは内部環境と外部環境の視点から
今後3年間で営業利益を伸ばすことができる。
DCMは地域密着型で業界最大の品数や店舗数を拡大する戦略をとっているため、地域ごとの顧客ニーズに対して柔軟に対応することができる。また、競争においては注力商品や戦略が他者と異なるため、カインズと比べて競争が激化していかない。
さらに、組織体制の違いから外部環境が変化した際にダメージを軽減し、柔軟に対応できるのはDCMであるため、今後3年間で営業利益を伸ばすことができる。
否側:カインズとDCMを比較した際にカインズは競争激化に対応でき有効的な戦略をとることが出来る。
カインズはDCMより品揃えやPB商品、消費者が求める日用品を多く取り揃えていることから消費者のニーズに柔軟に対応でき、高い収益を得られている。
また、カインズはグループ企業のノウハウを生かし、都市出店を成功させたことやプロ向けの商品が消費者に選ばれていることにより、収益性を今後も上げることができるがDCMは競合の存在から困難であるため、今後3年間で営業利益を伸ばすことができる。
〈コメント〉
ばらかもん(本間、長谷川、武内、山本、服部、伊熊、吉川、中野)コメント
ディベ王2回戦お疲れ様でした。
今回は1回戦の時と比べて2年生が主体となって準備をしてきました。
自分たちの主張が多角的に見れているものかを特に重視して本番まで取り組みました。
私は第2反駁を努めさせていただいたのですが、前提に時間をかけてしまった部分や主張したい部分を全て言いきることが出来なかった部分などがあり、練習試合のときよりは良かったものの、やはり対外試合に活かせるようにするために、未熟であった点をもう一度見直したいと感じた2回戦でした。
3回戦では先輩に頼っていた場面を2年で行えるように精進してまいります。
(2年 長谷川)

ハイトーン(岩室、永井、石木、滝川、水野、本田、吉村、浅野)
対外試合お疲れ様でした。
今回の自分たちでは、自分たちに足りないもの、成長した部分の、両方を感じることができました。一回戦では勝利を掴むことができ、全勝に向けてたくさん実地に行ったり毎日集まったりして、内容を考えました。そして、一人一人がたくさん練習をし、個人の能力としてのレベルアップはできたと感じます。しかし、逆にチームとしての主張の仕方で課題を見つけることができました。それが敗退につながってしまい、とても悔しい思いをしました。しかし、私たちはとても早い段階でそれに気づけたと思い、よかったと思います。私たちハイトーンは、3回戦は、2回戦目をしっかり振り返り、よりレベルアップしたディベートをできるように精進いたします。
(2年 永井)

総括
ディベ王2回戦目お疲れ様でした。
今回のディベ王2回戦では、2年生が主となり作業を行いました。
しかし、作業の効率など改善するべき点が多くあると感じました。
さらに相手の立論・反駁の対策、自分たちの立論・反駁に対する尋問の対策を
行なうことの難しさを改めて認識しました。
2回戦では、作業から発表の全体を通して自分なりの課題を発見することが
出来たと感じています。
また、先輩方には1回戦、2回戦を通してあらゆる面から自分達2年生を支えていただき
本当にありがとうございます。
3回戦ではこれまで先輩方に教えていただいた全てを最大限発揮できるよう
精進して参ります。
(2年須田)