12月7日(土)、明治大学にて開催された、
マーケティング対抗ディベートで3位入賞
いたしました。先輩方のように優勝はできなくて悔しい思いをしましたが、とても貴重な経験をいたしました。
大塚ゼミが出場した試合結果は以下の通りです。
論題:アパレルEC化率は5年後までに20%を超えるか否か
是側:大塚ゼミ0× vs 否側:明治大学菊池ゼミ5〇
【試合内容】
是側は、ファッションは多種多様の楽しみ方や購入方法があるため、ECでトレードオフの解消が出来ることを軸に消費者ニーズに対応できることと、ECサイトを構築する上で必要な環境がどんどん整ってきていることから日本に適応した形で普及していくことを主張した。
対して否側はECでの購入はサイズや手触りがわからないといった知覚リスクが消費者の不満として大きく取り上げられ、その不満が解消されにくいことやBtoC以外のメルカリやラクマといったCtoC市場、DtoC市場が発展することで個人の購入方法の選択肢が広がるため急激にBtoCが伸びることは無いと主張した。
【コメント】
今回のお題で難しかったのは、数字の面です。
いかに論題の設定数値を超えるということを証明出来るのか。数字に伴う根拠、それらを上手く反映させてストーリーを考える。そういったところがまだまだ勉強不足だと感じました。
しかし、チームで約数ヶ月一緒に頑張ってきた中で、意見を出し合ったり細かく情報を調べたり足を使ったりといったこれからも活かせる部分もたくさん得ることができた期間でした。
今回の試合の結果はとても悔しいものになりましたが、試合を通して自分に足りなかったものや反省すべき点が多く見つかったので次の試合では悔いのないように全力で挑めるようさらに頑張っていきたいと思いました。
論題:すき家、吉野家、松屋の牛丼三社は、今後高価格商品の推進によって営業利益率が上がるか否か
是側:竹内ゼミ1× vs 否側:大塚ゼミ4〇
【試合内容】
是側は、企業側として価格商品にかかる販管費、特に研究開発費は0.01%しか追加で増加しないことや薄利多売なビジネスモデルで一杯の利益率を高められる。顧客側としてアンケートから魅力的な商品であれば既存顧客の多くは購入するため是であると主張した。対して否側は、牛丼店を利用する顧客は安定志向で知覚リスクが高い、高価格を推進し新たな顧客獲得も競合店とニーズが異なるため満たせない。企業側としては食材の仕入れ調達時のコスト増、在庫ロスと機会損失のトレードオフを最小化できないため否であると主張した。
【コメント】
今回のお題は「すき家」のような一社でなく三社見なければならず情報量が多く主張をまとめることに苦戦しました。議論がヒートアップしてしまうときもあったけど、それだけメンバーの思いが熱かったと感じます。実際に牛丼店の利用者、競合店の利用者に店頭インタビュー等、足を多く使ったのが印象に残っています。
本番私は立論を担当しました。緊張でスピードが速くなってしまいましたが、途中で立て直し、抑揚・強弱を意識して現在のベストを尽くすことができました。尋問は受け答えの曖昧さが今後の課題です。相手さんからも仲間からも学ぶ点が多く、この環境に感謝し今後も成長していきます。
論題:日本企業は国内で競合他社名を表示する比較広告を取り入れるべきか否か
是側:大塚ゼミ2× vs 否側:鈴木ゼミ3〇
【試合内容】
日本でどのような比較広告が行われているか分析していくなかで、比較広告には2つの条件があることが分かった。それは、購買後に商品を他者に伝えたくなる時と企業がコントロールできるプロモーション手段であることである。
また、比較広告は、情報化不可の低減、論理的かつ態度にも影響を与えられる、ということを、
アンケートや論文を使用し分析し、比較広告の有効性を見つけた。
そのため、消費者の態度に影響を与え、かつ情報化不可の低減もできる。さらに、企業は無駄なコストをかけずに購買促進が可能になる。さらに消費者の態度に影響を与え、かつ情報化不可の低減もできる。そのため、企業にと消費者にもメリットがあといえる。よって、日本企業は比較広告をとりいれるべきであると主張した。
【コメント】
今回、比較広告を出す条件をいかにコンパクトで分かりやすく、かつ具体的に主張出来るかを大切にしていました。情報を集め全て使用することは簡単ですが、多くの使用可能な情報を取捨選択していくことに苦戦しました。いかに自分たちに有利な情報を抜粋し恣意的にならぬようにすることを今後の課題としたいです。
また、チームで長期間にわたり、同じ論題について話し合えたことは、とても貴重な経験となりました。
今回の反省を次の対外試合に活かし、悔いの残らない試合にする為に、これからも努力していきたいと思います。
最後になりましたが、大切な時間を割いてサポートしてくださった先生、先輩方、ご家族の皆様、本当にありがとうございました。
ベストを尽くせた、悔いが残った等、様々な思いを抱いた今大会でした。この経験を糧に成長していけるよう頑張ります。
(記事作成者@2年 神谷)