5月2日にプレゼンゲーム2回戦が行われました。論題「デオドラントスプレーのプロモーション戦略を策定せよ」デオドラントスプレーのブランドを1つ選択する。○BAN VS ✕弱虫ペダル〈内容〉
先攻側(BAN)は資生堂のAg+を選択しました。PR戦略はニオイケアに着目し1年を通して棚割りを確保するためのプッシュ戦略と、ストレスを感じやすい人は電車利用が多いため電車広告を作成し自分ゴト化する、と策定しました。
後攻側(弱虫ペダル)はマンダムのGATSBYを選択しました。PR戦略は香りをパッケージから連想させイメージ付けること、レトロブームに乗りレトロな背景に現代の俳優を組み合わせ、ノスタルジー効果を与える、と策定しました。先攻側はターゲットが明確でなかったため、具体的にターゲットについて説明を入れればさらに良いPR戦略を策定できたのではないかと思います。後攻側はPR戦略に一貫性がなかったため、ストーリー全体としての流れを分かりやすくした方が良かったのではないかと思います。〈感想〉チーム:BAN(工藤、坂、向原、福井)今回のプレゼンでのよかったところは、質疑応答やプレパタイムでの発言が積極的であったところです。全員がストーリーに対する理解が深かったため、円滑に進めることができました。しかし、2年生のみではうまく話がまとまらず、先輩方から頂いた、たくさんのご助言により、ストーリーを作成することできました。次回からは、2年生主体で進めていくことができるように、今回の反省を生かし、励んで参ります。チーム:弱虫ペダル(岡田、中野、木村、山村)春に続いて先輩方からたくさんのアドバイスやサポートをしていただきました。二年生のみで効率よく進めることができなかったことが課題として挙げられます。ですが、テキストの内容を読みそれを踏まえてPR戦略を策定できたことはよかったです。次回からは二年生のみでも効率よく進められるように課題を見直し頑張ります。〈まとめ〉今回は両チーム共通のアンケート結果を使用しました。統計の読み取り方や作業の進め方など先輩方にたくさんのサポートをしていただき、本番では前回よりはわずかながらに成長できたのではないかと思います。しかし、話し方や声量といった基本的なことができていないため次回からは課題点を改善し、さらに成長した姿を見せられるように頑張ります。(山村)
【第一試合 ○漢vs×ナスタチウム】「外食産業の環境施策について」 ○肯定側 漢 4票 VS 否定側 ナスタチウム 0票×肯定:漢(岡田、向原、葛谷、福田、朝倉、藤井、三和)ディベ王1回戦お疲れ様でした。今回は3年生の先輩だけでなく4年生の先輩にも参加していただいたため、本当にいい経験になりました。今回私は立論を担当しましたが、先輩方のわかりやすい説明により、これまでよりも内容の理解ができ、自信を持って本番に臨めました。これから立論以外のこともやりますが今回の経験を生かし、より成長できるように頑張ります。(2年 岡田)否定:ナスタチウム(山村、稲本、今井、玉置、西山)ディベ王1回戦お疲れ様でした。チームの雰囲気がよく、効率的に作業を進めることができました。話を進める中で自分の言葉で説明することで理解が深まり、分からないところをその場で解決できました。2年生が1人で不安でしたが、先輩方の丁寧なご指導、サポートのおかげで最後まで頑張ることができました。1反ではマインドを意識することができたけれど相手の立論の理解が不十分であったため反駁するところが曖昧でした。2回戦では相手の立論を理解することを意識して頑張ります。(2年 山村) 【第二試合 〇ウルフvs×アヤタカ】「ホテル業界における下方拡張」 ○肯定側 ウルフ 3票 否定側 アヤタカ 2票 × 肯定:ウルフ(坂、木村、國松、有坂、池田、舟橋、)ディベ王1回戦お疲れ様でした。2年生が1人ということもあり先輩方にはとても助けていただき、とても安心して取り組むことが出来ました。準備の段階では今一度基本となることを丁寧に教えていただきました。発表では初めて1反を担当させていただきました。相手の立論の穴がジャッジに伝わるように意識しましたが、先輩方と比べまだまだ未熟だと実感しました。2回戦ではより伝えることに力を入れて頑張ります。(2年 坂)否定:アヤタカ(工藤、中野、竹内、日置、天春、中根、橋本)ディベ王一回戦お疲れ様でした。今回から四年生の先輩方の協力もあり、春ディベより更に深い経験ができたと感じました。自分は二反を担当しましたが、ルールを理解しきれていなかったり、情報の整理を自分だけで出来なかったりと至らぬ点も多くあったので今後の課題とし、2…
2022年3月28日(月)15時15分から、毎年恒例の新人対抗ディベートが開催されました。約1ヶ月慣れない作業の連続でしんどい日々。その成果をお互いに競い合いました。 「ワタミは復活できるか」 ○肯定側 チーム てんとうむし 5票1年 中野、向原、/2年 稲本、福田 ×否定側 チームオカピ 0票1年 山村・岡田・木村/2年 國松 肯定側は、ワタミが赤字を解消できる理由を主に①競争環境に適合した戦略をとれていること、②コロナ前およびコロナ中も利益を支えるベースと鳴り続けた宅食事業が拡大すること、この2つに求めた。 競争環境としては、肯定側はコロナ終息後、リベンジ需要によって、外食・居酒屋需要が戻ってくるととらえている。そこに対しワタミは、駅近でサラリーマンなどのニーズに応えた、リーズナブルで利便性の高い焼き肉を展開するなどベストな業態転換を進めるなど環境に適した戦略をとることができている。 一方、コロナ前およびコロナで赤字になった状況でも業績を支えてくれた宅食については、主たるターゲットである高齢者へのヒアリング結果をベースに需要は堅調に推移すること。また高齢者に加え共働き世帯に向けたミールキットPAKUMOGUが、共働き世帯のニーズにフィット、またフリーマガジンやポスティング、宅食の既存顧客である高齢者からのクチコミといった適切なPR戦略をとれていることから、赤字回復の原動力となると主張した。 これに対し、否定側はワタミが落ち込んだ理由を、居酒屋・外食事業と宅食事業それぞれに切り分け説明した。 まず居酒屋・外食事業については、コロナという競争環境の悪化のみならず、過去数年間でとってきたフォロワー化戦略が、ニッチャーとして保ってきたワタミの強みを奪ってしまったこと、そして赤字を回復させるために力を入れているFC事業にワタミの強さが活かされず共倒れになるという主張を展開。 一方で宅食については、コロナが主に利益を支えていた理由であり、味やサービスに対してメイン顧客である高齢者の評判がよくない、また潜在的なニーズも弱いことをヒアリングによって立証した。 その後の討論について整理すると・・ワタミが赤字を解消する上で不可欠とされるFC事業の成功可能性について、否定側がワタミのFCは初期投資が高く、利益回収見込みが低いばくちであると主張したのに対し、肯定側は、そのFCのデメリットを示すための比較対象としてゴーストレストランを選択したことは妥当ではないのではないかと主張した。 ワタミの業態転換が本当に環境変化にあった最適な策であるのか、肯定側が例としてあげた焼き肉事業の例としての妥当性について議論となった。ただ相手の主張を反証するには、業態転換が必ずしもうまくいっていないことを示す対抗論証が必要で、恣意的に焼き肉だけを選んだのではないか、ということを強く主張するにも、うまくいっていない業態転換の例があることを提示しないといけないので攻め方として難しかったかもしれない。 宅食の将来性については、肯定側も否定側も自分の主張にとって有利なヒアリング証拠をあげ、証拠の妥当性を争う戦いとなった。 自分たちの証拠のほうが質が高い、というところをもっと早い段階でアピールしたら良かったのではないだろうか(特に肯定側)。肯定側は最終反駁ではじめてその点について指摘できたが、さらっと流したかんじで話していたので、インパクトも弱く、ポイントを稼ぐまでには至らなかった感がいなめない。 双方ともに、大きな論理構造に違和感はないものの、その論理構造の中でとりあげられる具体例の選択に強引さが見られ(肯定側が業態転換の成功例として焼き肉をあげたこと、否定側がワタミのFCが選ばれない証拠としてゴーストレストランをあげたこと)、その強引さ、恣意性を薄める操作をディベートの試合中にどこまでできたかが勝負の分かれ目となった。 尋問の活発さでも差が見られた。肯定側は、否定側が主張のメイン部分を焼肉事業においてきたこと、その変化球への対応にかなり手間取っており、相手の話の全体的な論理構造を見て、批判する余裕がそれによって失われてしまったことが残念である。 否定側は、尋問などで、新しくかつ適切な証拠をきちんと出すことができており、実装の高さをうかがわせた。立論も気持ちがこもっており、全体として良いパフォーマンスであったと思う。ただし、主張それ自体は事例の選択などで強引さも見られ、最終反駁においては「視野が狭い」と批判されるきっかけも作ってしまっているので、恣意性や強引さを薄める主張の丁寧な組立て、については課題が残ったといえるだろう。 「ワークマンは今後3年間営業利益増加を継続できるか」 ○肯定側 チームにわとり 3票1年 福井・工藤/2年 今井…